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遺品整理の進め方4ステップ!仕分ける方法や注意点を紹介 




遺品整理は自分でも作業できますが、効率よく進めるには、専門の遺品整理サービスの利用がおすすめです。 


専門業者に依頼することで、仕分け、保管、廃棄処分、買取など、片付けの流れに合った適切な進め方で作業を任せることができます。 


本記事では、遺品整理の進め方、自分または業者に依頼する場合のメリット・デメリット、注意点、業者に依頼した場合の費用相場などを解説します。 


【目次】




遺品整理の進め方


遺品整理をする際に、自分または業者に依頼する場合では、どのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。 

遺品整理にかかる時間と費用、効率性、故人への思いなどのポイントから、それぞれの特徴を確認しましょう。 


自分 

遺品整理業者 

メリット 

  • 自分の都合に合わせてゆっくり整理できる 

  • 費用負担がない 

  • 故人の思い出を大切に片づけができる 

  • プロに任せるので効率よく作業できる 

  • 実家が遠い場合に作業を依頼できる 

  • 細かい仕分けや処分などをしてもらえる 

デメリット 

  • 故人への思いが強いと手間と時間がかかる 

  • 衛生的に清掃するのは難しい 

  • 費用がかかる 

  • 優良業者を見極めることが必要になる 


遺品整理を自分でやる場合


自分で遺品整理をする場合は、単なる片付けだけでなく、故人との思い出を振り返りながら、大切な時間として片付けをすることができます。 

また、遺品の中には貴重品や価値のある物品が残されているケースもあり、その場合は、 

丁寧に取り扱うことができます。 


時間をかけてゆっくり片付けをするという目的であれば、問題はありませんが、故人への思いが強すぎると作業の効率が悪く、整理がはかどらないこともあります。 


費用については、遺品整理業者を利用した場合は平均で約30万円ほどかかりますので、自分でできると費用負担を大幅に軽減できます。 


遺品整理を業者に依頼する場合


遺品整理のプロに作業を任せることができるので、作業効率が良く最後まで整理を完了することができます。 

また、遺品整理の他に特殊清掃、遺品買取なども行っているため、故人の亡くなり方や遺品の量などによっては、自分で行うよりも業者に依頼した方が良い場合もあります。 


また、自分でするには、場所が遠かったり時間の余裕がない場合は、業者に依頼することで遺品整理をスムーズに進めることができるようになります。 


注意したい点として、遺品整理業者の中には悪徳な手口で利用者を騙す事件も発生していますので、優良な業者を見極めるように事前に情報を調査してから始めましょう。 




遺品整理はいつから始めるか


遺品整理を始めるタイミングについては、遺族の都合によって決めることができます。 

しばらく放置して数年経過してから始める方もいらっしゃいます。 

一方、法要が済み次第、すぐに始める方もいます。 


故人の気持ちを尊重するという場合は、遺族の方々の意見を収集して程よいタイミングで遺品整理をすると良いでしょう。 

特に、高額な遺品について、遺族との話し合い等が必要な場合は、話し合いを優先してから円満なかたちで遺品整理を始めましょう。 


ただし、故人が賃貸物件で亡くなった場合は、物件の明け渡しに合わせて不動産業者と相談しながら、適切なタイミングで遺品整理を行いましょう。 

一般的には、四十九日を終えるまで賃貸契約を継続して、その後、遺品整理をして物件を明け渡すというケースが多くなっています。 




遺品整理を自分でやる方法


自分で遺品整理をする際は、以下の流れで作業を行います。 




①遺品整理の前準備


遺品整理をしやすい作業着に着替えて、ホコリを吸い込まないようにマスクを装着しましょう。足元のケガ防止にスリッパ、手元のケガを防ぐために軍手があると安全です。 


次に、遺品を保管と廃棄処分に仕分ける際に、梱包用や処分用に「ビニール袋、ガムテープ、段ボール、カッター、はさみ、紐、ペン、工具」などを準備しましょう。 

大物を保管場所に移動するための台車や、運搬用に軽トラやワゴン車なども必要に応じて準備しましょう。 


②仕分け作業


遺品を仕分けるには、用途に合わせて分類すると効率的です。 

「保管するもの」「リサイクル用」「廃棄処分」の3つに分けて仕分けを進めます。 


「リサイクル用」に分類したものは、買取業者やリサイクルショップに出したりすることができます。「廃棄処分」に分けたものは、自治体のゴミ捨てルールに従って、廃棄処分を行いましょう


家電製品については家電リサイクル法に従って廃棄処分する必要があります。 


③仕分けした遺品の整理・処分


「保管するもの」として分類したものの中には、貴重品(通帳、パスポート、年金手帳、健康保険証、有価証券など)は、法的な取扱いが必要となりますので、各種、適切な方法を調べてから処分するようにします。 


また、形見として残したいものは、遺族と話し合って分配すると良いでしょう。 




遺品整理を自分でやる場合の注意点


自分で遺品整理をする際は、作業の進め方に注意して家族と相談しながら、必要なものと不要なものを整理できるように気を付けましょう。 


遺品の量や作業時間を把握する


遺品の量が多い場合は作業時間も長くかかりますので、自分でできる範囲であるかどうか、事前に判断することが必要です。 


もし、大がかりな作業になりそうな場合は、業者に依頼することも検討しましょう。 


【遺品整理業者に依頼した方が良いケース】


  • 場所が遠くて移動時間がかかる場合

  • 遺品の量が膨大な場合

  • 遺品の種類が多く仕分けに時間がかかる場合

  • 整理・片付けが得意ではない場合



処分するときは家族と相談する


遺品整理をする場合は、家族と相談しながら処分するものと保管するものを決めましょう。

自分だけの考えで判断してしまうと家族とトラブルのもとになります。 


平和に作業を進めることができるように、合意のもと遺品整理を行いましょう。 


捨ててはいけないものを確認する


遺品の中には、後々手続きが必要な書類や、価値のあるものなどは、捨ててはいけないものとして保管が必要です。 


例えば、法的効力を持つ遺言書などは、相続に関する内容が含まれているため、手続き上必要となるまで保管しておく必要があります。 


また、通帳やキャッシュカード、健康保険証、パスポート、印鑑など個人情報を扱うものに関しても、各種、適切な方法で処分をする必要があります。 


さらに、遺族どうしのトラブル防止のために、思い出の品物や高額な遺品、鍵やエンディングノート・遺書などは、そのまま保管し捨てずにおきましょう。 


【遺品整理で捨ててはいけないもの】


  • 遺言書

  • 現金

  • 通帳・キャッシュカード

  • 印鑑

  • 有価証券・保険証券

  • 健康保険証・年金手帳

  • 仕事関係の書類など

  • 土地の権利書

  • ローンの明細書

  • エンディングノート・遺書

  • レンタル品

  • パソコンのデータ

  • 思い出の品物

  • 査定額が高額なもの



廃棄するときは自治体のルールに従う


最終的に廃棄処分しても良いものは、居住地の自治体のゴミ出しルールに従って、処分するようにしましょう。 


また、自分で仕分けする時間がない場合は、遺品整理業者に回収してもらうと、仕分けの手間暇が不要で簡単に廃棄処分をすることができます。 




困ったら遺品整理業者に依頼しよう


自分で遺品整理をする場合は、時間と仕分けに関わる体力などが必要です。 


一方、遺品整理業者に依頼すると、一定期間で効率よく遺品整理を完了できるメリットがあります。費用がそれなりにかかりますが、作業の効率性を考えるとおすすめの方法です。 


遺品整理サービスの内容


遺品整理サービスは、事業者によって異なりますが一般的には以下の内容が含まれます。 


  • 遺品を仕分け

  • 貴重品の保管

  • 処分品の分別

  • 遺品の買取業務

  • 遺品の供養

  • 清掃



遺品整理業者のメリット・デメリット


遺品整理サービスのメリットとデメリットについて確認しましょう。 


【メリット】


  • 短時間で遺品整理が完了する

  • 大型家具や家電の運搬を任せられる

  • 遺品供養をしてもらえる

  • 遺品の買取をしてもらえる

  • 孤独死のケースも対応してくれる



【デメリット】


  • 自分でするより費用がかかる

  • 気持ちの整理が付きにくい

  • 悪徳業者に騙されることもある




遺品整理サービスの費用


遺品整理サービスを利用する際は、事前に費用相場を確認しておきましょう。 

サービス業者の中には、騙しの手口を持ちかけてくることもありますので、しっかり金額を見極めることができるように、一般的な費用を知っておくと良いでしょう。 


間取り 

費用相場 

作業の人数 

所要時間 

1R・1K 

30,000円 ~ 90,000円 

1~2 

1~3 

1DK 

50,000円 ~ 130,000円 

2~3 

2~5 

1LDK 

80,000円 ~ 200,000円 

2~4 

2~6 

2DK 

90,000円 ~ 270,000円 

2~6 

3~7 

2LDK 

120,000円~ 300,000円 

3~6 

4~8 

3DK 

150,000円~ 380,000円 

3~7 

5~10 

3LDK 

170,000円~ 520,000円 

4~10 

6~12 

4LDK 

230,000円~ 620,000円 

4~12 

7~15 


遺品整理業者の選び方


遺品整理業者を選ぶ際は、実績と経験のある専門スタッフが在籍している会社を選ぶことが大事です。会社のホームページから、今までの実績や会社情報を確認して、信頼性があるかどうか判断しましょう。 


また、信頼性の高い業者を1社だけでなく複数社選んで、見積りを出してもらうように依頼しましょう。複数社の見積りを比較することで、業界の相場はわかりやすく、どのようなサービス内容になっているのか確認することができます。 


加えて、各地域の社会福祉協議会や地域包括支援センターの相談員に相談するのもおすすめです。これらは行政からの紹介を通じて信頼できる業者を選ぶ際の助けとなり、安心して依頼することができます。


例えば、大阪の地域包括支援センターは、各自治体に窓口が設置されておりますので、ぜひご活用ください。



また、大阪の遺品整理業者であるストーリーズ株式会社では、ご依頼の約3割が行政からの依頼であり、信頼性と安心感をもってご利用いただけます。




遺品整理サービスは安心で信頼できるストーリーズヘお任せください


遺品整理は自分でも行うことができますが、時間や手間暇のかかる作業を考えると、専門のプロに任せた方が安心で、最後まで遺品整理を終えることができます。 


大阪の遺品整理業者・ストーリーズ株式会社は、遺族の方の代わりに故人の大切な品物を責任をもって遺品整理いたします。お見積りに関しても良心的な金額でご提案させていただきます。 


遺品整理でサービス業者を探している場合は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。

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※お電話での受付は回線工事が混み合っている為、代表の電話番号に直接繋がります。

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